こんにちは!!
サーモヘアソックス店長の横山です。

靴下が蒸れて心地悪いだけじゃなく、足の皮膚の調子も悪い、、、⤵

五本指靴下も絹の靴下も試してみたけれど、、、どんな靴下を履いても、、結局蒸れる~。。。><

なんて、お悩みをかかえていませんか?

今日は

  1. 靴下が蒸れる原因
  2. 蒸れない靴下選び

についてご案内します。

1.靴下が蒸れる原因

靴下が蒸れる、大きな2つの理由は

  • 靴下の吸汗性が悪い
  • 靴下の放湿性が悪い

 

靴下の吸汗性が悪い」とは?

靴下は足の汗を吸ってくれます。でも、どんな靴下にも汗を吸える量に限界があるんです。

だから、限界を超えてしまうと、それ以上吸水してくれないので、徐々に汗が足にくっついたままになり、蒸れてきます。。。

この吸汗できる量は、
靴下の原材料素材によって大きく異なるのです。

靴下は、一般的に、コットン、ウール、ポリエステル、ナイロンをちょっとずつ混紡してできた素材(糸)で編まれています。

気温20度、湿度65%の環境で、繊維が繊維内に含めることができる水分量を「公定水分率」といいます。

コットン:8.5%
ナイロン:4.5%
ウール(毛):15%

この数値は、それぞれの素材がどれだけ吸水できるか?の単純比較ができます。

コットン・ウールは、ナイロンなど化学繊維に比べるとたくさんの水分を吸収することが出来るんです!

よって、コットン・ウールの割合が高い靴下たくさんの汗を吸ってくれることが分かります。

でも、、、
吸汗が良いだけでは蒸れは解消しませんよね…?!
吸った水分を逃してくれないと、結局蒸れるんです。

 

靴下の放湿性が悪い」とは?

「蒸れ」状態を解消するには、繊維が汗を吸った後、その水分を適度に逃すことが大切です。

コットンは吸水は良いですが、靴のような密閉した空間では湿ったままになって徐々に蒸れてきます。

コットンは湿度調節が苦手なんです。

吸った汗の水分を外に逃がして、湿度を調節してくれるのは ウールなどの毛!

このキューティクルのうろこを開閉しながら
水分を繊維内に閉じ込めたり、逃したりして
まさに呼吸しているような感じに
足にとって快適な湿度を調節できるんです。

出典元:ウール繊維顕微鏡写真 ケケン認証センター

 

2.蒸れないのはどんな靴下?

これまで述べてきたように、
靴下が蒸れる理由は、素材によるところが大きく、

ウール(毛)はダントツに蒸れにくい!

でも、吸汗・放湿が良くても、、、

「夏にウールはむーりー!」
「ウールのチクチク感がダメ!」
って方もいらっしゃいますよね?

それでしたら、
コットンでも、
コットン+ポリエステル、ナイロンでも

素材はなんでも良いので、
パイル編みのソックスを選んでください!

パイルソックスを裏返した足先部分

パイル編みのソックスは、糸がループ状に立ち上がっているので、普通の靴下より、たくさんの汗を吸うことが出来るんです。

例えば、コットンは放湿性は悪い素材ですが、パイルソックスに仕立てられると、それだけで蒸れ感が少なくなって、快適さがアップ⤴

蒸れない靴下をお探しなら、是非パイルソックスを試してくださいね!^^

ちょっと脱線
今も昔も、登山用の靴下の主流は、毛のパイルソックス!

毎年新素材が生まれている現在でも、登山用靴下の主流は、ウールのパイルソックスってご存知ですか?

汗をかいても、靴を脱ぐことなく、長時間歩き続けることが可能なのは、毛のパイルソックスだけなんです!

吸汗性と放湿性に優れたウール(毛)。

だからこそ、靴下の蒸れでお悩みの方には、夏であってもウールのパイルソックスが超オススメ!

びっくりするほど快適ですよ~^^