こんにちは!!
サーモヘアソックス店長の横山です。

寒さ本番ですね。朝布団からなかなか出られない季節になりました。

1月から2月の寒い夜は、足が冷えて夜中に目が覚めてしまうというお悩みありませんか?

私もその一人。50歳を過ぎたころから、真冬の夜ときどき足が冷えて目が覚めてしまうようになりました。

朝までぐっすり寝るには何がいいんでしょうか?五本指ソックス?もこもこソックス?レッグウォーマー?

本日は、靴下か?レッグウォーマーか?どっちがいいのか考えてみます。

最近レッグウォーマーが注目されているのはなぜ?

最近ネットや雑誌では、靴下よりレッグウォーマー推しの情報が多い、その理由は?

人間の体は、眠りにつくとき、深部体温(体の内部の温度)を下げて、脳と体をしっかり休息させる仕組みがあります。

手足の末端は、熱を放出し(水蒸気の汗を出し)、深部体温を下げるのに、重要な役割を果たしているんです。

だから、足先を覆っている靴下より、足先を覆っていないレッグウォーマーのほうがおススメらしいです。。

たしかに、靴下の中が熱くなりすぎたりすれば、熱の放出を妨げて、深部体温が下がらなさそうですね。。。(;一_一)

 

ただ、、、寝るときの環境は人それぞれ。また、年齢によっても寒さの感じ方は違います。

それに、いったん足先が冷えちゃったら、なかなか眠りにつくことさえできませんですよね?

断熱性が低い古い戸建てに住んでいる私としては、寝るときレッグウォーマーだけじゃ、、

全然寒いです!!!( ;∀;)

(築30年の我が家、外気温ゼロ度の朝は、私のベッド付近は16度くらい。。。)

ほぼ健康体な中年女の私は、レッグウォーマーだけでは寒いと感じています。

だから、言いたい…靴下も、レッグウォーマーも、 どっちも履いちゃいましょう!!!

 

ただし、靴下は、レッグウォーマーよりも、素材によって快適さが違ってくるアイテム。注意して選んでくださいね!

寝るときの靴下は素材が重要!

レッグウォーマーvs.靴下、大きな違いは、

  • 靴下
    足指足裏など汗をたくさんかく部分を覆う。
  • レッグウォーマー
    ふくらはぎや脛など、足裏ほどは汗をかかない場所を覆う。

靴下は汗をかくところを覆っているので、熱くなりすぎたり汗で蒸れたりすると、体の熱が抜けにくくなり、睡眠の質が落ちてしまいます。

靴下は、汗をしっかり吸って、布団の中のような閉ざされた空間の中でも蒸れないことが最重要なのです!

寒い時期は毛が最強

冬用のあったか靴下に使われている代表的な繊維で比べてみましょう。

次のグラフは公定水分率。温度20℃湿度65%の環境における繊維内の水分を表しています。


参考:繊維用語集

 

アクリル・ポリエステル
1000~1500円くらいのもこもこソックスは、ほとんどがポリエステルかアクリル、またはその混合。
ウールの風合いがあって、保温性は高いのですが、水を吸わないため、布団の中のような閉ざされた環境だと、足から出てくる気体の汗で徐々にべとついてきます。熱くなりすぎたり蒸れます。

コットン:
肌触りがよく汗をよく吸うけれど、汗など水分が繊維にとどまって、なかなか蒸発しません。布団の中の環境(空気が抜けにくい)では蒸れる可能性があります。

ウールなど動物の毛:
最強なのは、シルクやウール。毛は水をはじく性質がありながら、湿気(気体)を繊維に取り込む性質があります。繊維内に気体の汗(湿気)が閉じ込められますが、繊維の表面はさらっとした感触が長く続くのです。

雨水をはじき、厳しい寒さや猛烈な暑さでも、体温を調節できるヤギや羊たち。過酷な環境でも生きられるのは、その毛に秘密があったのですね!

シルクやウールの靴下は、お布団の中のような閉ざされた空間の中でも、さらっとした履き心地が長続きしますよ~^^

レッグウォーマーと合わせるならアンクルソックス

寝るときにレッグウォーマーと合わせて履くなら、アンクル丈のソックスがおススメ!

履き口の上をレッグウォーマーでカバーすれば、隙間ができず、暖かいですよ。脱ぎたくなったら、するっと脱ぐことができます。

寒さはこれからが本番。しっかり睡眠をとって快適な冬をお過ごしくださいね^^