こんにちは!!
サーモヘアソックス店長の横山です。
夏によく、家の中で熱中症になってしまう高齢者の話、聞きますよね?!
私にも後期高齢者の母親がいて、数年前、軽い熱中症になって、数日間寝込みました。
冷房はつけていたのですが、設定温度が高めだったり、水分を十分に採っていなかったようです。
私の母のように、
「手足・関節が冷えるから」
「体調が悪くなるから~」と言って、
冷房をつけたがらない高齢者、多いですよね?
でも、この暑さの中、冷房つけずに過ごすのは危険です。。。
ではどうしたら、冷房をつけてもらえるでしょうか?
冷房をつけてほしいから、是非やってほしい2つのこと
冷房嫌いの高齢者。
でも、冷房をつけて過ごしてほしいからやっていただきたいことは、以下の2つ。
- 室内の空気をかき混ぜる
- 肘・膝・足をカバーする
以下、解説しますね!
空気をかき混ぜて快適する
冷房嫌いの高齢者。
何よりも
冷房によって体が冷えることが
嫌なようです。
高齢者は、成人大人に比べて
熱源となる筋肉が少なく
体が冷えるんです。
年齢ごとの筋肉量の推移
(タニタのサイトから分かりやすいグラフをお借りしました)
こちらのリンク
「筋肉の意外な!?働き」のところが分かりやすいので見てみてください
https://www.city.noda.chiba.jp/kurashi/fukushi/hoken/1017562/1018185.html
また、足腰、膝、関節に
何かしら痛みを持っている高齢者は
冷えることで痛みが増したり、
暖かいほうが調子が良いと感じている方も
たくさんいます。
こんな高齢者に冷房を使ってもらうためには
冷房を付けたほうが快適!と思ってもらえるような工夫が大切です。
実は、快適な室温を保つのに、とっても便利なモノがあるんです!
それは、、、
扇風機!
冷房を付けているとき扇風機も同時に回して、
冷房の風が直接当たらないように、
そして、
床付近にたまりがちは冷たい空気を
かき混ぜてください。
部屋の上の方にある暖かい空気と
下の方にある冷たい空気が混ぜ合わされると
冷房だけ使用するよりも、快適な室温になります。
高齢者にとって快適なのは、
だいたい27℃±2度くらいの設定。
高齢者は寒さにも暑さにも弱いので、
30度以上にはならないように。
長袖シャツや靴下を履いて!
上半身は、
薄手の長そでシャツなど、
関節がカバーされる服。
下半身は、
ズボンや長めのスカートをはいて
靴下を履くのがおススメです。
お年寄りは、ふくらはぎの筋肉が落ちているので、
ゆったりしていて締め付けない靴下が良いですよ。
また、足先は結構汗をかいています。
ウールやシルクなど、吸汗の良い素材を選んでくださいね!^^
扇風機、長そでシャツ、靴下で快適に!
室内が寒くなりすぎないこと。
手足が冷えないよう
長そでシャツ、靴下を履けば、
体が冷えやすい高齢者も
きっと快適♡
適切に冷房を使ってもらいましょう!^^
ちょっと脱線
熱中症は本当に怖い。
私の母は
ちょっと気持ち悪くなってから
あっという間にぐったり、、、でした。
高齢者の場合、
「ぼーっとする」「頭が痛い」
「微熱がある」「気持ち悪い」
などの症状があると
すでに軽い熱中症の疑いもあります。
気を付けてくださいね。
また、夏は
体に素早く吸収される経口補水液などを
いくつか常備しておくと便利です。
元気に夏を乗り切ってくださいね!^^