モヘアソックスの魅力にはまっている横山です。
こんにちは!

サーモヘアのモヘアソックスを販売していて、
ときどきお店やお客様からよく聞かれること。

「なぜこの靴下を売ることになったんですか?

アイテム数も少なく、少量生産のソックス
を輸入し、卸・小売販売している、
ちょっと奇異な私のお仕事。

「なぜ?」と思われる方が多いのです。^^

なぜカナダ?

私は、30代のほぼ10年間、
カナダに住んでおりました。

私が住んでいたトロント郊外は、
内陸の極寒に比べたら、
暖かい場所ですが、

それでも冬にはマイナス15度くらい当たり前。

私は東京育ちで寒さは苦手
なので靴下・靴・防寒対策は
いろいろ試しました。

カナダの冬はただただグレー(裏庭のメープルツリー)

サーモヘアとの出会い

2001年冬、カナダのビジネス特集番組で、
アンゴラヤギの毛「モヘア」から
モヘアソックスを作っている
Thermohair社のことを知りました。

試しに1足オーダーしたのがことのはじまり。

カナダでは、ウールのパイルソックスは
どこでも販売されていますが、
あの、ウール特有のチクチク感が嫌でした。

サーモヘアのモヘアソックスは
まったくチクチクせず、肌触りが抜群。
柔らかく弱そうなのに、とっても丈夫。

サーモヘアのモヘアソックスを
履き始めてから、これ一辺倒。
とにかくあったか~い!

 

日本に戻ることになって、、、

2006年に日本に戻ることになり、
その直前にクラフトショーに出展していた
Thermohair社のブースを訪ねた時、
社長のテリッサが

 

日本には、品質の高いものを
理解してくださるお客様がいる!

日本で製造されているスーツ用服地には、
最高品質のキッドモヘアが混紡されていて、
生地に一つのだまもない。

日本基準は本当に世界の最高品質!

なんとか日本市場にもこの靴下を届けたい!

 

テリッサは、モヘア繊維業者を通じて、
日本のスーツ生地の品質の高さ、
その品質を理解して適正価格で買って
くださるお客様がいることを知っていたのです。

私は、
「何ができるかは分からないけれど、
機会があったら、靴下を紹介していくよ~」
っとその時は軽く返事しましたが、、、

 

あっという間にwebサイトが出来上がる

当時カナダで仲良くしていた
日本人の一人にそのことを話すと、
彼女もサーモヘアの靴下を愛用していて、
当時手書きhtmlで販売用webサイトを作ってくれました。

その後、日本で知り合った人が、
サーモヘアの靴下を気に入ってくれて、
そのwebサイトを立派なECサイトに一から作り直してくれました。

そして、サーモヘアのモヘアソックスが
webサイトでぽつぽつと売れるように
なっていったのです。

ご病気による深刻な冷えに悩まれている方、
冷え性に悩む女性、
登山される方、
長距離トラックの運転手さん、

お客様の幅は広く、気に入られた
お客様のリピート率が高かったです。

また、お客様の一人が、
「この靴下最高!私にも販売させてほしい」
と言い出し卸売りをすることに。

ネットでこの靴下を見つけてくださる方は限られています。

お店に現物を置いて、触れてもらえれば、
より多くの方に知っていただける!

 

卸販売を始め、お客様の幅が何倍にも広がりました。

2013年夏 テリッサと私 Thermohair Inc. Barnの前で

大切な一期一会

この10数年、原材料の調達元が変わったり、
そのため靴下の仕上がりが不安定だったり、
平たんではありませんでした。

それでも、
「この靴下はいい靴下だから売っていく」
と言ってくださるお取引様には
感謝しかありません。

また、

「冷え性で冬になると
何枚も靴下を重ね履きして
いましたがサーモヘアソックスは
これだけで温かいです♪」

「殆ど毎日一日中、
風呂に入る時以外穿きっ放し
でも、蒸れることもなく」

「真冬はこの靴下以外考えられません」

「就寝用ソックスとして最高です!
一生、手放せなくなりました!!」

など、

お客様の喜びの声をいただく度
励まされ、やる気を取り戻し、
今もソックスを販売しています。^^

いつも私の足を温めている
モヘアソックス、これからも共に歩みます。