ニュースで盛んに野菜価格の高騰が報じられていますね。
私は畑を借りて、野菜を作っていますが、日照不足で野菜の出来は悪いです。。。
ミニトマト収穫中
最近、農業への関心が高まってきていますよね。私が住んでいる練馬区も、市民農園、体験農園、また、もともと地主さんが細々作物を作っていた農地は地主さんの高齢化によりシェア畑へと変わり、、、もうそこらじゅう「畑」です。^^
私の畑仲間さんたちは皆、食べるもの、健康、環境への関心が高い方たち。それと、アウトドア好きさんが多く、山に行く方、キャンプされる方、サイクリングされる方、アクティブな方が多いです。
畑仕事は、山登りではないですが、山登り・アウトドアショップ、スポーツ用品店で買える衣類が、とっても便利なんです。カッコよいですしね。^^
夏は速乾する下着・シャツ。薄手で速乾するパンツ。
冬は軽くて暖かい素材の上着。これらはいずれも洗濯機洗いOKで速乾します。
畑仲間さんたちもアウトドアブランドで固めているおしゃれな方が多いんです。
私も某アウトドアブランドが大好きで、シャツやら、上着やら、短パンやら、暖パンやら、たくさん持っているのですが、、、
一つだけ残念なのは、、、
肌触りがイマイチなんですよ~。。。><
っと、先日、いつもはアウトドアブランドで固めている畑女子さんが、なにやらいつもとは違う格好でいらっしゃいました。
40代後半の彼女、肌触り良さそうなガーゼ素材のモンペ 姿でした。
「〇akutenで買っちゃったの~♡(*^^*)
アウトドアのものはねぇ、、肌触りがイマイチだから~。。。」
天然素材の気持ち良さ
うんうん、分かるわー。肌ざわりなんですよ。
確かに、ポリエステル100%のシャツって汗びしょになってもすぐ乾くんですが、湿っている間、肌にぴとっとくっついて、ちょっとココチ悪い。。。
ガーゼ、コットン、デニム素材の衣類は汗びしょになってしまうと、しばらく乾かないのですが、肌あたりが自然でココチ悪くないのです。
あの、天然繊維の肌あたり、心地よさって、機能性重視とは違うかもしれませんが、とても自然んで気持ち良いのです。
例えば、コットンの下着は、速乾する下着に比べると、汗が乾くまでにはかなり時間かかります。
ガーゼのシャツもデニムのパンツも、汗かいちゃうとしばらくびしょびしょだし、速乾しないけれど、肌にあたっている部分は、ココチ悪くはないんですよね。
こういう自然な肌あたり、柔らかさが、天然繊維の強みなのでしょうね。
私たちの活動時間を支える便利な化学繊維
私たちは、社会生活を送る上で、なんでもかんでも天然素材を着て生活できません。
シャツやブラウスは、コットン、麻、シルクなどの天然繊維ものは、場合によってはアイロンがけしないといけないから、時短にもエコにもならないことも。。。
ナイロンのストッキングを履かなきゃならないシチュエーションは必ずあるし。
化学繊維なのに、天然素材みたいな素材感があって、肌触りもそこそこよく、しかも自宅で手洗いできたりする素材の服は便利だし、私たちの活動時間を支えています。
では、お家でのリラックスタイムに着ているものは?
でも、みなさん、ちょっと考えてみてください。
ご自分が家でリラックス時間に使っている服やパジャマって、天然繊維のものがかなり多いのではないですか?
また、寝具は、肌にあたる部分の素材、上にかける掛布団の素材まで、天然のものが多いのではないですか?
「くつろぐ」「寝る」という行為は、人間の体を休ませたり回復させる大切な時間!
この「寝る」時間向けの製品って、コットンやリネンだったり、羽毛だったり、冬はウールや獣毛の毛布だったり、天然の素材を使っているものが多いのです。
ポリエステルのとっても暖かい毛布などもありますが、ウールや獣毛の毛布に比べて通気性がイマイチだったり、調温・調湿の巾が狭い。
ポリエステルが主原料で、涼しさを謳っている敷きパッドとか、データで放湿性が証明されているかもしれませんが、肌ざわりが今一つだったり。。。
天然素材の部屋着、パジャマは、汗をよく吸い、緊張を和らげ、人の体を癒してくれる。天然素材の布団は調温・調湿に優れている。
本来の私たちが本能的に「心地よい」と思えるのが天然素材。だからこそ天然素材メインの製品が長く主流でなんでしょうね。
年を重ねるごとに実感する、天然素材の良さ
私が自分自身や後期高齢者の母親、友人や親戚を見てきて、年齢が上がっていくに従い、みなさん、天然素材を好まれるように思います。
特に常にお肌が乾燥しているご高齢者の方(詳しくは寝たきり、車椅子 高齢者の足の冷え その2)。何か小さな刺激で肌がかゆくなってしまったりしますから。それを予防できるのは、天然素材なんでしょうね。
シルク、コットン、リネン、ウールなどの獣毛を含む天然繊維は全て、いずれ生分解されて、完全に土にかえることができる繊維!
考えてみれば、そういう自然に帰る素材だから、体に優しいのは当然かもしれませんね。^^