モヘアとウールの違い

ウールは羊から刈られる毛、モヘヤはアンゴラヤギから刈られる毛。
同じ獣毛ですが、モヘヤ繊維は特別な加工をしなくても、獣毛にありがちなチクチク感がありません。

なぜ、チクチクしないの?

繊維の断面(キューティクル): モヘヤ(左)、メリノウール(右)

ウールとモヘヤ繊維の断面

右のウール繊維のキューティクルは浮き上がり角がはっきり出ています。これがチクチクの原因 。

左のモヘヤ繊維は、キューティクルのうろこが立っておらず、繊維に対して限りなく平らで滑らか。だから肌触りが滑らかでチクチクしないのです。

メリノウールの表面
←メリノウール繊維の顕微鏡写真:

キューティクルが立ち上がり、繊維の表面がギザギザしています

モヘヤの表面
←モヘヤ繊維の顕微鏡写真:

キューティクルの立ち上がりが無く繊維の表面が滑らか。

なぜ、縮まないの?

ウール繊維の浮き上がったキューティクルが、濡れたり擦れたりしたときに引っかかり、繊維同士が絡み合い固まってしまうのが、縮んだりフェルト状になる原因。

滑らかなモヘア繊維は、キューティクル同士が引っかかることがないので、縮んだりフェルト状になる事がないのです。

獣毛のチクチク感が苦手な方にもきっと気に入って頂けますよ。